仕事の話
直接の上長にあたる人が退職し、実質的に事業部の技術組織のトップの人間となった(別に昇格したわけではない)。選択肢として今まで通りの感覚・業務内容を継続するか、視座を上げアクセルを踏むかの二択があるが、せっかくの機会なのでアクセルを踏む方を選んだ。事業を推進する上でもその方が良いことが多いだろうし、個人的にもそのポジション(に立ったつもり)で仕事ができるチャンスは滅多にないだろうから、流れに乗ってみようと思った。 キャリアを時間・空間軸で考える / Thinking about your career from both time and space viewpoints - Speaker Deck で触れられているが、見晴らしの良い場所に立ったことで色々なことが鮮明に見えてくる。
山で思い出したけど、あんちぽくんさんの「山の中腹じゃなく頂上に立て」は、めちゃくちゃ面白かったな。すべてを掌握しなければならなくなると視座が一気に増える
— Takafumi ONAKA (@onk) 2022年12月13日
見えてくる課題の数・サイズも変わり、今までとは違ったアプローチや解決方法が必要になった。今までは(ギリギリ)直接的に情報を取得し判断することができる範囲でのマネジメントをしていたが、今後はそうはいかない。各チームに責任者を置き、かつ、そのメンバーたち適切に委譲しマネジメントを行う必要が出てきた。その場合、その責任者たちとは何を軸にしてコミュニケーションを取れば良いのかつまりミッションは何なのかという部分を明確に打ち出す必要がある。さらに、事業目標を達成するためにどういう組織を編成し何人必要なのか、どういう技術選択をすべきなのかも考えていく必要があり、去年の末から事業部のビジネスとエンジニアリングを紐づけていくという試みを行って来た。その際に Shin Takeuchi さんの記事や yasaichi さんの以下の記事・Podcast がとても参考になった。
CTOの頭の中:技術を財務で表現する|Shin Takeuchi|note
CTOの頭の中:組織と言葉とアーキテクト|Shin Takeuchi|note
CTOの頭の中:技術と組織と牽制関係|Shin Takeuchi|note
経営とソフトウェアエンジニアリングの接続 - WEB SALAD
このような観点を組み込み、年初ということで今期の方針を作成した。
子供の話
一歳半を過ぎてからというのも、成長がさらに早くなった気がする。身体能力もメキメキ向上し、うつ伏せになって顔を上げてお絵描きをしているのを見たときには「すごい...人間じゃん...」となりとても驚き嬉しくなった。
一方でいやいや期が本格化し結構大変なことが増えた。しかし「意志がめばえてきたんだなぁ」と捉えると頼もしくもある。昔なら何かやろうとして「危ないから」と止めるときも新たに何か気をひくものを渡せば平気だったのだが、今はそうはいかない。きちんと「やりたいことが邪魔されている」という現実を認識できるようになった証拠だと思う。放っておくと自分で気持ちを落ち着かせて泣くのをやめるということが少しずつできるようになってきた。めちゃくちゃ大変だけど。こだわりという点では、最近傘がお気に入りで、天気関係なく傘を引きずって歩き回っている。
精神的な成長について他にも目に見える変化があった。保育園で自分より月齢の低い子の面倒を見たがるなど、先生からも「入園した頃はこんなにお姉さん気質があるとは思わなかった」と言われるほどの成長を見せている。言われてみると僕に飲み物をコップを持って飲ませてくれたり、頭をなでてくれたり、お姉さんのような振る舞いがあるなぁと思った。
自分のこと
筋トレしたい。重たいもの持ちたい。なんか始めよ。